雁木の家
2017.09 
北海道札幌市

札幌市東区に計画中のご夫婦のための住宅です。
東西に長い敷地の形状を活かし、東西方向に長く、日当たりの良い南面を多く持つ建物とすることで、室内に多くの採光が入る計画となっています。
また、日当たりの良い南面に多くの窓を設置すると共に、それらを木製のルーバーで覆った雁木空間で囲っています。
雁木空間のルーバーは一部開閉可能な造りとなっており、より採光を確保したいときにはルーバーを開くことで多くの光が室内に差し込み、プライバシーを確保したい時にはルーバーを閉めることで外部からの視線を調整することができます。
また、この雁木空間は玄関へのアプローチとなっており、冬季に雪かきの必要のない計画となっています。

設計:堀部太建築設計事務所
施工:有限会社 徹庚ハウジング
撮影:佐々木育弥
 
規模:木造2階建て
面積:延180m2(55坪)